2020年10月25日

切り替えの促し方

 気持ちを切り替えて、などと言いますが、切り替えなければ前に進まないのが『気持ち』ですね。気持ちが先に前に向いて行動につながりますが、メンバー達にはこの『切り替え』がうまくない人が多いように感じます。
 よくよく思い返してみると、支援のほとんどがこの『切り替え』を促すことに費やされている気がします。それは主として言葉かけで行われますが、言葉かけだけでは切り替えできないメンバーも少なくありません。そりゃそうですよね。私達だって気持ちを切り替えて何かを行うのに、人からの言葉だけではできないことも多々あるわけで。

 メンバーそれぞれに切り替えを助長するポイントは違うと思います。ある人は言葉かけだけでも済むものが、ある人は言葉かけと共にボディタッチが必要だったり、そのボディタッチにも軽く触れるからグイッと力強くまでに数段階あったりと、それを見極めるところが支援の勘所でもあったりします。

 先週の金曜日にレクをしていて、メンバーのFさんが声かけに応ぜず固まっているようでした。アルバイトに来てくれている大学生のYさんが再三言葉かけをして促しても一向に動こうとしません。
 その日のFさんを見ていて、私はレクに参加できると確信をもっていたので、Yさんの代わりに私が声かけをし、力を込めて手を引き体を動かしました。のそっと動いたFさんを押しやると、無事にレクに参加できました。私だからできたのでしょうか?いえ、そんなことは無いと思います。ただ、普段から接していてFさんの状態の判断がつくので、ここは力を入れてとにかく動かしてしまえば切り替えできると感じていた通りになっただけです。Fさんの切り替えにはボディタッチが不可欠で、それも時に側からみると強引とも思われるほどにやらなければ効果ない場合が多いとの経験が生きたようです。

 一人一人のメンバーの心の状態は簡単に把握することはできません。それでも切り替えを促す時に、その人にしか適用できないかもしれない、ある意味オーダーメイドの切り替えの支援策を持っていなければ、そのメンバーは仕事やレクに参加できずに終わってしまいます。

 切り替えを促す様々な手法はトライandエラーで身につけてストックしていくしかないのですが、実経験以外にも自らの学びを深めていくことで新境地が開けることがあると信じています。他から学ぶことで、自身の内面が切り替わり、それが支援に活かされていくというものでしょうから。
 実践と理論(とまていくと飛躍している感もありますが)の融合は、どの分野でも必要不可欠なものですね。
posted by 施設長 at 13:12| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

素朴な琴

 秋を彩る木々の美しさに嘆息しながら走っていて、思い浮かんだのは、八木重吉の有名な詩でした。
【 素朴な琴 】

この明るさのなかへ

ひとつの素朴な琴をおけば

秋の美しさに耐えかね(て)

琴はしずかに鳴りいだすだろう

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posted by 施設長 at 09:27| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

ヤギの散歩

 今朝、ジョギングコース途中で、ヤギの散歩を見かけて思わず足を止めて聞いてみました。

 「すぐ近くの保育園で飼っているヤギですか?保育園の目の前に飼育小屋がありましたけど。」
 「いえ、私が個人で飼っているんですよ。たまたま借りた土地が保育園の前だったのでよくそう思われるんですけど。」

 写真を撮らせていただいて良いですか?と聞くと快諾してくださったのでパチリ。そのあとまた、秋の深まりを感じながら走りました。


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posted by 施設長 at 07:19| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする