ゴールデンウィーク明けて、7,8日の2日間、メンバーたちには4グループに分かれて出勤してもらいました。お給料を渡して、今後のことを話すだけなので、時間はわずか30分。
その時、これまでとは違い、職員の声かけに良く応答し、段違いの動きと満面の笑みを見せてくれたYさんがいました。帰宅後も終始ご機嫌だったことを聞いたので、翌週はどうかと、私は興味津々でした。
11日からは、1日メンバー2〜4名程度、時間も9:30〜11:00とかなり限定された時間帯での支援。さて、Yさんどうかなぁとドキドキしながら出勤日を待ちました。
自宅では、起きていても、11時くらいまでベッドの上に座ったまま動かずの生活がルーティンとなっていたYさんの行動やいかに。
当日の朝、ほんの僅か遅刻しましたが、朝からきっちりと切り替えて起床し、家での流れはスムーズだったとの報告を受け、作業室に誘導しましたが、確かにスムーズ!声かけを一つ一つ良く聞いてくれる!
ということで、普段Yさんがしているガスメーターばらし作業をそのまま継続して行うことにしました。すると、すると、どんどんばらし続けていくので、供給不足に陥りそうになり、慌てて追加分を作りました。
最終的にどれだけやったかと言えば、12個やり切りました!素晴らしい!ちなみに、これまでのYさんのペースでは、半日で平均7個くらいです。時間は今回より豊富にありながら、作業に入るまでに色々なこだわりの行動があり、正味の作業時間が少なかったことがその差となってあらわれました。
『すごいねぇ!できるじゃん!お疲れ様でした!』
と思わずハイタッチ!あ、これってコロナ禍の最中にあってはあまりやらない方が良かった?
そんなことは傍に置いておくとして、変則的な時間帯とメンバー数の中で見せてくれたパフォーマンスから、実に参考になるアセスメントをすることができました。
そんなこんなで、転んでもただでは起きない支援を展開中です。
帰宅後のYさんの様子を伺いましたが、私が『家に帰ってからニコニコされてました?』
と聞くと、母曰く
『それが、目が点になっていて、表情があまり無いんですよね。』
あちゃ〜、一気にやり過ぎて疲れたのかな?と思いましたが、たまには良いよねYくん!?